「生きていること」
「日々を安全に過ごせること」
「大切な人たちと一緒にいられること」

忙しさに追われていると、
僕たちはそんな日常を
「当たり前」のものとして
一括りにしてしまいがちです。

でも、その「当たり前」が
どれだけ大切で素晴らしいことか。

どれだけの想いが込もって
実現されてきたものなのか。

どれだけ多くの先人たちから
託されてきたものなのか。

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そんな気づきを僕にくれたのが、
舞台『やむにやまれぬ蒼』です。

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ご縁あって
この作品に触れてくださるあなたと共に、
その気付きに震えたい。

そして、あなたの日常が
より愛おしいものになってほしい。

そんな想いでいます。

生きていると、
誰にでも理不尽なことは起こります。

悲しみや悔しさに
打ちひしがれるときもあるでしょう。

でも、もがきながら
まっすぐ日々を生きていく中で、
どうしようもなく美しい
何かに出会うことだってあるはずです。

自分が苦しい時にもらった、
たくさんの人たちからの優しさ。

何気なく見上げたら目に映った、
燃えるような夕焼け。

それぞれに思い出す瞬間が
あるのではないでしょうか。

僕をはじめ、座組のメンバーが
それぞれの人生で受け取ってきた愛、
味わってきた苦しみや葛藤、
体感した命の煌めき。

生きていく中で最も
大切だと思えるものの
粋（すい）をこの舞台に込め、
一生忘れられない
魂の震えをお届けします！